大災害が起こったとき、人はみな恐怖におののき、パニック状態になるかもしれません。
家族の一員であるペット達も、同じように恐怖を感じ、パニック状態になっているかもしれないのです。その時あなたは、どう行動しますか…?
『 同行避難を考えていますか? 』
『 同行避難を考えていますか? 』もしも大災害が発生したら、周囲の状況を確認し、自身の安全を確保することが必要です。ペットの安全を確保するのは飼い主の責任です。被害状況や避難所にペットの飼育場所があるかなどを調べ、ペットの安全を確保します。
避難所などに避難する場合は、各市町村の災害対策本部などから指示がない限り、ペットも一緒に連れていきます。
緊急時には人命優先となります。そのため同行避難は拒否される可能性もありますから、災害が起こる前に、自分が住む地域の役場(防災課など)に、同行避難が可能であるのか、不可能であれば、餌の事などどう対応してもらえるのかを、必ず聞いておきましょう。
小鳥やハムスター・ウサギなどの小動物は、自分で餌をとることが難しい上に、外敵が多く野生では生きていけません。
カメやヘビなどの両生類や爬虫類等は輸入の物が多く、やはり野生下で生きていくのは難しいでしょうし、環境に適していた場合は、生態系を壊してしまうので、野に放すことは絶対に止めましょう。
犬の場合も、かなり遠くまで移動してしまうので、見つけることが難しくなります。 置き去りや見捨ててしまう事はしないで下さい。
猫の場合は、危険を察知すると身を隠してしまいますので、放し飼いであれば見つけることは困難です。室内飼いであっても、身を隠してしまった場合、飼い主の呼びかけに応じて出てくる可能性は低いそうです。もし災害にあって、猫が見つからなければ、フードや水を最低5日分は準備し、すみやかに避難して下さい。その後、状況が落ち着いてから保護をして下さい。
もしかしたら、何らかの理由で「一緒に生活できない!世話ができない!」などの事態が起こるかもしれません。このような場合に備え、あらかじめペットの預け先を確保し、早めに預けるといった早め早めの行動が重要です。
『 災害に備えて 〜ペットの安全対策と避難を考えましょう〜 』
今すぐやっておくべき事、これからやるべき事を掲載しています。この内容が、みなさんの心のどこかに残り、愛するペット達の為に実行していただける事を願っています。 |